【OculusGO開発#01】環境構築からビルドまでのチュートリアル
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成果物
Unityで作ったクソアプリを撮影してみた。#OculusGo #Unity pic.twitter.com/f2aggVpVK9
— kazz (@KzKzKazz) 2018年6月13日
内容はともかく、とりあえず実機で動かす事が出来ました。
筆者の環境
win10-pro x64
Unityのインストール
とりあえず、Unityを起動できるところまで進めてください。アカウントを持っていない場合は登録が必要になります。
現段階で特に設定しなければいけないことはないので、流れに身を任せて進めていけばオッケーです。
Oculus側の設定
Unityをインストールしている間に本体側の設定を済ましましょう。
団体作成
Web版のOculusDeveloperにアクセスします。
ログインし、Manageタブから適当に団体を作成します。このような画面になったらオッケー。
開発者モードをON
スマホアプリ側での設定になります。
設定より、機器を選択し、その他の設定 – 開発者モード をオンにします。
これが出来ない場合は、先ほどの団体作成が反映されてないか、正しく作成できていない可能性があります。時間をおいてみるか、確認してみましょう。
AndroidSDKの取得
AndroidStudioをインストールしてからSDKを取得する形になります。
AndroidStudioのインストール
こちらで最新版のAndroidStudioをインストールします。こちらも流れに任せて進めていけばオッケーです。
最新版のAndroidStudioを起動し、右下の設定からSDKManagerを開きます。
Android7.1.1(Nougat) API25lvlにチェックを入れ、Applyでダウンロード開始。
完了したら、ひとまずAndroidStudioを閉じます。
JDKのインストール
Acceptにチェックし、自分の選択し、インストールを開始。
こちらも流れ通り進めてオッケーです。
これでJDKの準備は終わりです。
Unity側の準備
ここからはUnity側の設定です。
プロジェクト作成
Unityを立ち上げて、プロジェクトを新規作成。
JDK/SDK設定
先ほどインストールしたJDK/SDKをUnityと関連付けます。
EditタブのPreferencesを開く。
External Toolsの下のほうにあるSDK/JDKを設定します。Browseより参照します。自分はBrowseをクリックしたら自動で設定されました。
ビルド設定
FileタブのBuild Settingsを開きます。
platformをAndroidに変更します。
変更されたらUnityマークが移動します。Player Settingsを押し、閉じます。
プロジェクト設定
右側のInspectorタブ内の下のほうにあるアンドロイドタブを開きます。そして、Other Settingsを展開します。
Other Settingsの真ん中あたりにあるMinimum API LevelをAndroid 7.1…に変更します。
Package Nameをデフォルトの「com.Company.ProductName」のCompanyとProductNameの部分を変更します。
当プロジェクトでいうと、CompanyがDefaultCompany、ProductNameがoculus_testなので、「com.DefaultCompany.oculus_test」になります。この部分は、必ず自分のプロジェクトに合わせたものに変更してください。
XR Settingsを展開し、Virtual Reality Supportedにチェック。
+マークをクリックし、Oculusを追加。
オブジェクトを設置してみる
GameObjectタブからCubeを選択。
あら一瞬。
ビルドする
USBでPCと接続
本体と一緒についてきたUSBケーブルで本体とPCを接続します。OculusGO側でアクセス許可が出てきますので、許可します。
おそらく市販のUSBケーブルでも可能だと思いますが、正規ケーブルがあればそちらを使ってください。
ビルド開始
FileタブのBuild Settingsを開きます。
Build SystemをInternalに変更。そして右下のBuild And Runでビルド開始!
ちょっと待ちます。
ファイル名は自由です。拡張子が.apkになるように。
プログレスバーが消えたらビルド完了。ゴーグルをのぞいてみると…。
できた!!!
一度ビルドしたアプリはナビゲーション-ライブラリ-提供元不明 から立ち上げることもできます。オフラインでも可能です。
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